1年生は10月に戴帽式を終えたあと、いくつもの看護技術試験を終えてきました。
技術試験を受けるためには練習が必要です。
朝の講義前や昼休み、放課後といった時間を使い、クラスメートと協力しながら練習を行ってきましたが、感染対策をとりつつ練習を行わなければならないため、クラス内では時間の使い方や練習順番等を話し合いながら実施してきました。
そして2/8(月)。
1年次最後の技術試験である「臨床看護総論」が行われました
これは事例患者に対し「洗髪」「足浴」を行うという試験です。
ただ技術が出来ればよいものではなく、援助方法については根拠を明確にし、援助における留意点も事例患者にあわせたものを考えていく事が必要となります。
その試験を受けた学生の中でも、特に援助技術や患者への声かけなど、総合的に良かった学生数名を選出し、2/12(金)代表者発表をしていただきました。
実習室での密を避けるために、別室にいる学生へはオンラインで配信しています。
(教員は撮影者になったり、マイク役になったりと大忙しですが
)
実習室にいる学生は、援助している学生の技術を見ながらメモを取ったりしています。
別室(講堂)にいる学生は・・・
このようにしてオンラインで実際の援助を見ていきます。
発表が終わると、まずグループメンバーでディスカッションをします。
ディスカッションが終わると、援助等の方法や考え方など、発表をした学生に色々と質問を行い、自分の視野を広めていきます。
患者役も実際に援助を受けて、感じたことを話してもらいます。
今年度の1年生の実習(基礎看護学実習Ⅰ)は、7月に学内で実施されました。
まだ実際に患者と接したことがなく、事例患者をイメージすることに戸惑っていた学生も多くいましたが、どのようにして患者への援助を考えていくとよいのか・・・という事は学べたのではないかと思います。