今年も 残すところわずかとなりました。
当校にとっても 新校舎で迎える初めての年であり、気持ちよくスタートした一年でした。
今年一年の各学年の授業~
広々とした実習室を活かした授業を中心に 一部を紹介したいと思います。
まずは1年生・・・
ベットサイドの実際(環境)を再現し、療養生活における安全について
考え、事故をどうしたら防げるかについて 考えました。
戴帽式の後は 本格的に基礎実習へ向けて演習の日々・・・
事例の患者さんを基に どのような方法で援助をおこなうかを検討しながら
看護技術の練習に明け暮れました。
次は2年生です。
老年看護援助論より
実際に加齢に伴う身体の変化(視力低下、姿勢の変化、肢体の感覚の変化など)を
疑似体験できる教材を装着し、
高齢者の方がどのような思いで生活しておられるかを体験しました。
普段の自分達には なんてことない動作のひとつひとつに 時間が掛かります・・
この体験が、おおいに想像力の助けとなり、
実習や援助をおこなう上での患者さんへの配慮へ活かされますように。
そして 3年生の「統合演習」です。
これまでの3年間の学びを活かして、看護の実践を。
実際に 事例を通して 状況を再現し、模擬患者、看護師役を演じながら
どのように対応するのか?
実際に 自分達で実践してみます。
グループで 取り組み、色々な視点で それぞれの対応について意見交換し
検討していく演習をおこないました。
三年間の授業全てが 看護師という専門職の養成を目指した
取り組みの積み重ねです。
冬期休暇に入りましたが 心身を休めつつも
真摯に学んだ一年をふり返る時間も大切にしてほしいとおもいます。
今年一年ありがとうございました。
よいお年をお迎え下さい。